Declaration of Intent to Challenge for the Third Term
私は、平成27年9月の市長就任以来、これまで8年間、生まれ育った「ふるさと北見」への熱い思いを胸に、解決すべき多くの課題に一つひとつ対応し、北見のさらなる発展の実現に向け、走り続けてきました。
とりわけ、2期目においては、 新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい、 感染症への対応が、 このまちの最優先課題となり、 こうした状況の中、 市民の皆さま、事業者の皆さま、 そして、保健・医療関係者の皆さまの ご理解とご協力をいただき、 感染拡大防止と社会経済活動との両立に向けて、 試行錯誤しながらも、臨機応変な対応を重ねてきました。
一方、コロナ禍という逆風の中にあっても、 私の公約である8つの政策を着実に前に進め、 懸案であった都市再生整備事業については、 令和3年1月に、市役所新庁舎での執務を開始、 また、2拠点1軸の1軸として、 民間事業者が行う中央大通沿道地区の 第一種市街地再開発事業が 本年6月に着工しました。
そのほか、本年4月には、 屋内子ども遊戯場「パラきたKids」を リニューアルオープンし、 新たな保健センターについても、 本年11月6日の供用開始を予定しています。
さらに、LGBTQなど 性的マイノリティの方々を対象とした 「パートナーシップ宣誓制度」を導入したほか、 地域資源であるカーリングを核とした スポーツによる地方創生、 スポーツ・健康まちづくりの取組や 自治体DX、「書かないワンストップ窓口」の取組などが 本格的に動き出し、 具体的な成果が生まれはじめています。
ここ3年間は、 コロナ禍の制約がある大変厳しい環境にあったことから、 ポストコロナの兆しが見えてきた今こそ、攻めに転じるときです。
市勢浮揚の道筋をより確かなものとするには、 アフターコロナ時代の成長の原動力となる、 デジタル化やグリーン化といった時代の潮流を加速させ、 誰もが住みたい、住み続けたくなる、持続可能なまちづくり、 さらなる地方創生を実現するため、 果敢に挑戦していかなければなりません。
コロナ禍の先にある次の4年間は、 北見の将来を大きく左右するとても大切な時期です。
北見の未来を、私自身の手で切り拓き、確かなものとする、 そして、「もっと笑顔ひろがる北見」を 次の世代に引き継いでいくため、 私は、3期目に挑む決意をいたしました。
市民の皆さまとともに、 北見にもっと笑顔を広げてまいります。
令和5年8月吉日
北見市長 辻 直孝
8 Policies for Building Tomorrow
頻発・激甚化する災害への備えに加え、脱炭素地域づくりやさまざまな施策で市民が将来にわたり安心して、安全で快適な生活を送れるまちをつくります。
タイムラインとは、災害時に自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、 自ら考え、命を守る避難行動のための一助とするもの
J-クレジットとは、適切な森林管理による二酸化炭素吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。J-クレジット制度 »
広域連携SDGsモデル事業とは、北見市、美幌町、津別町、訓子府町、置戸町が連携して取り組む、「障がい者の地域生活支援体制の構築」、 「成年後見制度の普及と利用促進体制の構築」、「戦略的な障がい者就労支援」が SDGsの理念に沿って、地域活性化を目指すモデルとして令和4年9月に内閣総理大臣から認定されたもの
コロナ禍の経験も踏まえ、市民が安心して医療を受けられる 体制を維持するとともに、市民の健康づくりを応援し、 子どもから高齢者まで、不安なく健康で生き生きと 暮らせるまちをつくります。
新しい休日夜間急病センターの供用開始:中央大通沿道地区への移転整備を進めており、令和6年7月に供用開始予定
リモート窓口とは、市役所本庁舎と総合支所庁舎間で対面同様にオンライン相談ができるシステム
子どもたちこそが、北見の未来そのものです。 子どもたちへの投資と、教育・文化・スポーツの振興で 北見の未来を育みます。
北見市は令和8年3月に合併20年の節目を迎えます。次の10年を見据えながら、よりよい自治区制度の検討と一体感醸成を進めます。また、オホーツク圏域における中核都市として、道や関係機関との連携を強化するほか、圏域18市町村間の広域連携や周辺4町との北見地域定住自立圏域の連携を深め、共通課題の進展を図るとともに、圏域の魅力を高めます。
自治区制度については、 各自治区が特性や自主性を尊重しながら、 一体感を持って発展できるよう、 組織機構改革も含め、 よりよい制度の検討を進めます。
北見市の産業の根幹をなす第1次産業を振興するとともに、豊かな農林水産物、観光、食など地域の宝を活かしながら、経済を活性化させるとともに、経済を担う人材の育成・確保にも力を入れます。
「ゼロゼロ融資」の返済とは、実質無利息・無担保の融資で本年夏から返済が本格化
北見市への移住・定住を促進するため、魅力発信などによる、さらなる人の呼び込み、呼び戻しに取り組むとともに、観光などによる交流人口、多様な形で北見市と関わる関係人口の創出・拡大を図り、北見市への新しい人の流れをつくります。
地域公共交通の維持・確保や住環境の整備、誰もが自分らしく活躍できる持続可能なまちづくりなど、さまざまな北見の課題を、一歩一歩、前に進めます。
「パートナーシップ宣誓制度」とは、同性パートナー同士に対して婚姻に相当する関係を認証する制度
「ファミリーシップ制度」とは、同性パートナーと子どもも含めて家族に相当する関係を認証する制度
限られた地域の資源を最大限に活用して、多様化・複雑化する市民ニーズに対応し、市民の暮らしやすさを高めます。
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